旅のキッカケを作る - Reisen

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フランクフルトの下町のマーケット| Wochenmarkt Höchst

// マーケット

2015/08/02

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第二次世界大戦の戦火を免れたフランクフルトの下町

以前ドイツ人の知り合いに

第二次世界大戦の際にフランフルトは全焼した…だから、建物がどれも戦後のもの。でも、Höchst(ヒュースト)は損傷を免れたんだ

と話を伺ったことがあります。

フランクフルト中央駅から「Frankfurt Höchst」駅まではS-Bhanで約10分。ドイツ人向けに街のツアーもある実は穴場的な街です。またマイセンと並ぶ陶器で有名なヘキスト陶磁器の工房・ミュージアムもあります。

今回は街の案内ではなく、Höchstのもう一つの名物であるWochenmarkt Höchst(ボッヘンマルクト)をご紹介します。Frankfurt Höchst駅からWochenmarkt Höchstまでは徒歩5分ほどです。

毎週、火+金+土曜日の地元民が集まるマーケット

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Caféでよく出合うドイツ人の友達に「よくHöchstのマルクトで買い物するの!」という話をきき、今日は初めてHöchstのマーケットへ行ってみました。

マーケットには多くの八百屋、果物屋、植物専門店、花屋さんがあり、多くの人たちですごい活気!新鮮な野菜の多くはドイツ産。威勢がいい店員さんはおばちゃんから若い青年まで、どれも家族経営でやってるのかな、という感じです。

新鮮な野菜をこれだけかっても10€以内!

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ここのマルクトでは特に八百屋さんが充実!今回はたっぷり買いました。
  • エンドウ豆(300g):2€
  • 小さなブロッコリー2個 :1€
  • 新鮮なネギ一束:1€
  • 葉っぱ付きニンジン一束(10本ぐらい):2€
  • 大きなジャガイモ:3個 90セント
  • ほうれん草(500g):1.2€
  • トマト(500g):1.5€
これだけ買っても10€いかないのは、さすがドイツですね。

マーケットで野菜を購入したら、腹ごしらのハンバーグを

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マーケットの右手にある建物の屋内には肉屋、チーズ屋さんが複数入っています。こちらもたくさんの買い物客。そのお店の中の一つが外で軽食(インビス)を出していたので、横のドイツ人のおじさんがおいしく食べていたハンバーグを注文(2€)。

こんがり焼いたハンバーグは豚のひき肉と玉ねぎ。今まで、色々な店でハンバーグを食べましたが、多くはつなぎの小麦粉、卵が多すぎて肉の食感が滑らか過ぎる・・・・という印象でした。こちらのハンバーグは肉汁はないものの、しっかりとした肉のうま味があり、玉ねぎとのからみもよく、素朴な手作りハンバーグといった感じで、非常に美味しかったです。

ハンバーグにはお好みでマスタードをつけて、いただきます。合わせるパンはカイザー・ゼンメル(Kaisersenmmeln)。ケチャップはありますか?と聞いたところ、煮込み肉でつけるカレーケチャップしかないとのこと。マスタードをしっかりつけて食べましょう。

ハンバーグの他にもソーセージ、煮込み肉(レバー?)があり

買い物も終わり、お腹も満足したら、旧市街を散策

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細い路地を抜けると、城壁に囲まれた小さなお城が見えてきます。今は博物館として改装し、オープン。

そして、さらに進むとそこはもうマイン川沿いです。
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昔ながらの木枠で作られたカラフルなドイツ式家屋は戦前のもの。並列されているレストランはどっちもビアホール系ですが、こちらの右側の熊のマーク「Zum Bären」には日本語メニューもあるとのこと。下町でドイツ料理を食べたい時に行ってみるのもよいかもしれませんね。

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Restaurant :Zum Bären http://www.zumbaeren.net/

Wochenmarkt Höchstの情報まとめ

フランクフルト中央駅からFrankfurt Höchst駅まではRB、またはS2で約10分。Frankfurt Höchstからマルクトまでは徒歩5分です。
  1. Wochenmarkt Höchst
  2. 住所:Wochenmarkt und Markthalle Höchst
  3. HFM Managementgesellschaft für Hafen und Markt mbH , Höchster Markt 6 , 65929 Frankfurt am Main
  4. 営業時間:火・金・土:07:00~13:00
  5. web:http://wochenmarkt-hoehst.jimdo.com/

この記事を書いた人

masamichi
Written by 
ドイツ在住のフリーのWebデザイナー。グルメと四川をこよなく愛し、著作に「涙を流し口から火をふく、四川料理の旅」あり。
https://masamichi-design.com/

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