2015/10/25

毎年開催されるフランクフルトのブックフェア

当時の世界の秩序を変えた、と言われているルネサンス期（14世紀 – 16世紀）の三大発明は「火薬」、「羅針盤」、「活版印刷」です。

活版印刷の発明をしたグーテンベルクはフランクフルトの隣、Mainz(マインツ)地方の出身。西洋で初めて活版印刷された「グーテンベルク聖書」もマインツで作られたと言われています。そんな影響もあってか、フランクフルトでは16世紀から本の流通の一大拠点となり、これまで西洋の出業界を牽引していきました。



第二次世界大戦後から行われたFRANKFURTER BUCHMESSE（後述：フランクフルト ブックフェア）は今年で60周年。世界100カ国以上から出版社、著者、翻訳家、イラストレータなどの出版関係者が訪れ、版権等のビジネスの交渉を行います。

 

本好きにはたまらない、世界中の知識と知恵、智慧の集大成

今回は一般公開されている日曜日にフランクフルト ブックフェアへ行ってきました。

驚いたのはその広さ！もうあまりにも、広すぎてどこから行けばいいかわかりません。そして、すばらしい装丁をした外国の本に目を奪われ、時間の経過もアッという間です！



その国、独自で築き上げたであろうコンテンツ、一気に目の前の視界が開けました。ネットでいろいろな情報の上辺は見れますが、やっぱり生でこういう圧倒的な情報を見るとワクワクします！





いつかこういう場所で自分の本を公開し、売りたい。いろいろな人たちとコミュニケーションして、あの国へ、この国へなどと妄想も膨らみます。



アニメブースもあり、若いコスプレーヤーも沢山いました。日本ブースにも行きましたが、講談社、小学館など漫画には多くの人だかり。ダントツの人気です。やっぱりアニメ、漫画の吸引力はすごいですね。

フランクフルト　ブックフェアの行き方

路面電車もありますが、地下鉄、電車でも簡単に行くことが可能です。

• 地下鉄U4の「Messe」駅から徒歩1分。
• Sバーン S3、S4、S5の「Messe」駅からは直通で入場可能。

フランクフルト　ブックフェアの開催とチケット

Trade Visitor Days (+ Press) – プロ向けビジネス (5-day ticket 76€～112€)
Wednesday – Friday 14.10. – 16.10.2015 9.00 a.m. – 6.30 p.m.

 

Private Visitor Days (1day 18€) 一般公開 ※入場は1回のみ有効
Saturday, 17.10.2015　9.00 a.m. – 6.30 p.m.
Sunday, 18.10.2015　9.00 a.m. – 5.30 p.m.

 

http://www.buchmesse.de/en/tickets/

 

2016年のブックフェアへ行こう！出店も可能

2016年は10月19～23日の日程で開催されます。

 

http://www.buchmesse.de/en/fbf/

 

来年は一般公開前（10/19～21）に行き、「四川料理の旅」をいろんな国へ紹介したい！そんな野望を持ち、楽しみに待っています。

 

 

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