旅のキッカケを作る - Reisen

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美しい手づくりの雑貨に出合う!6月開催、ラトビアの森の民芸市 | リガ

// マーケット

2015/07/26

美しい手づくりの雑貨に出合う旅~ラトビアの民芸市へ

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丁寧な手仕事から生みだされる美しいものたちに囲まれて暮らす。
そんな暮らしにあこがれるひと、多いのはないでしょうか?

今回はラトビア中の手仕事に、一度にして出会えるマーケットにでかけてきました。
このマーケットは年に一度、ラトビアの首都リガの森で開催されます。

森に足を踏み入れると、そこはまるで絵本の世界。
リネン、カゴ製品、陶器、木工製品などの手仕事を展示するブースがところせましと並んでいます。

その数、500店! とっておき好きなものを見つけにいざ出発です。
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ほしいものに出合うポイント

IMG_4226 この民芸市はとても広いので、ほしいものを見つけて買って帰るにはちょっとしたコツが必要です。
  • 自分がほしいものをあらかじめイメージしておく
  • インフォメーションブースで地図をもらっておく
  • ざっくり全体のブースを見てまわる
  • 気になったお店を地図上でチェックし、ショップカードをもらっておく
  • 疲れたら、屋台で一休み
  • 気になったお店へ行き、ほしいものをまとめて購入
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リガの民芸市の魅力

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作り手の方にお会いして、手に入れたものは特別な感じがしませんか?
私はずっと大切にしたくなります。

この民芸市の最大の魅力はなんといっても、作り手とじかに会えること。
リネンとコットンのタオルを買った時、作り手の女性がこんなふうに話してくれました。

自分が心地よく、普段の生活に使っていたいと思うものしか作らないの。だから、選ぶ素材は化繊ではなく、天然素材。でも、リネンだけだと肌触りがちくちくしちゃうでしょ、だから綿を入れてより気持ちいい肌触りにしたいの

手にとるたびに、作り手の方の顔が思い浮かぶのは、実はいちばん贅沢で幸せなことなのかもしれません。 IMG_4295

マーケットの基本情報

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ラトビアの森の中で、一年に一度6月に開催されるラトビア最大のクラフトマーケット(民芸市)
  1. 開催日程:6月の1週目の週末(土曜日、日曜日)
  2. 開催場所:ラトビア民族野外博物館
  3. 行き方:タクシーで街の中心からおよそ25分(約15ユーロ)
  4. 入場料:大人一人4ユーロ

まとめ

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効率よく回ろうと思っていても、一日あっという間にすぎてしまいました。
それほど、温かな手仕事にたくさん出合える場所。

ラトビアの風土、文化、気候に寄りそうようにして、守り続けらてきた伝統の手仕事に触れることができました。
自分の生きている時間の中で、作り手の存在をかすかに感じながら使うことで、わきおこる温かな気持ちやよろこびは、やはり手仕事ならではですね。

作り手と使い手がつながる幸せ。ラトビアの民芸市にはそんな瞬間にあふれています。 ぜひみなさんもでかけてみてくださいね。

おすすめの本

『ラトビア、リトアニア、エストニアに温かな手仕事』
ラトビア、リトアニア、エストニアの手仕事がたくさんの美しい写真とともに紹介されています。

ガイドブックとしては、すこし情報が少ないかもしれないですが、手仕事に関してとても広く紹介されていて、

ものづくりが好きな方は参考になることが多い本だと思います。

この記事を書いた人

ayuko
Written by 
ドイツ在住。 ジュニア野菜ソムリエ。 趣味は語学と健康と旅。 体の中からキレイになるをテーマに自然なオーガニック製品をこよなく愛し、自然の恵みたっぷりの食事をこころがける。 現在は、IFPAアロマセラピストを目指して、イギリスで勉強中。 今後は自然療法で人を癒し、自分も癒せるような仕事をライフワークとしていきたい。
http://slowlifegermany.blogspot.de/

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