旅のキッカケを作る - Reisen

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I am Bratislover ☆Culture#3

// 留学

2015/12/14

meniny2

出典:www.oslavuj.sk

誕生日が年に二回ある国、スロバキア!

スロバキアの首都、ブラチスラバのステキな情報をお届けするI am Bratislover

第三弾は、すこし変わったトピックについて取り上げます!

誕生日は一年に一度

日本人の私たちにとっては、当たり前のようなこの事実。

実は、ここスロバキアでは「誕生日は一年に二度」あるということをご存知でしょうか!

 

誕生日が一年に二回あるとは、どういうことなのか?

スロバキアでの誕生日は次の二つ

  1. 自分の生まれた日の誕生日
  2. 自分の名前の誕生日
 

一つ目の誕生日は、日本のみなさんも同じように持っているものですよね。

気になるのは、二つ目の名前の誕生日!(スロバキア語で meniny といいます)

スロバキアでは、一年の中の各日が個人の名前と一致しているんです。

これがどういうことなのかを理解するには、写真で見ると一目瞭然!kalendar_21

出典:www.kosickespravy.sk

このように、一日一日にスロバキア人の名前(given name)が書いてあり、

自分の名前と一致する日が、「名前の誕生日」となります。

ちなみにこのカレンダーはネットでも確認できますし、出版もされています。

一日に存在する名前の数は、一つだけではなく、五つ六つ・・・と少なくありません。

(写真では、一つか二つの名前しかありませんが、実際はもっとあります)

 「おめでとう!」が最も聞こえる国?

スロバキアに来て4か月。驚いたことの一つに「同じ名前の人にやたら出会う

というのがあります。(クラスに同じ名前の人が2,3人いたり)

これの原因はまさしく「名前の誕生日」!

もちろん、これは人によるのですが、赤ちゃんが生まれた日の「名前の誕生日」に従って、そのまま命名するお家もあるようです。

ということは、例えば12月14日に生まれた赤ちゃんの名前がかぶる!ということも珍しくはないわけです。

「名前の誕生日」など気にせずに、命名するケースでも、私が今まで出会ってきたスロバキア人のかたの名前は「名前の誕生日」リストにのってるものばかりでした。

じゃあ、一年に二回も盛大に誕生日を祝ってもらえるの?

スロバキアの方から聞いた話によると、「自分の生まれた日」はもちろん盛大に祝ってもらえますが、「名前の誕生日」はそれほど盛大に祝うことはあまりないそうです。(もちろん、これも個人差がありますが)

「自分の生まれた日」に大きなパーティーを開いて、ケーキを食べたり、美味しいものを食べるのだとすれば、「名前の誕生日」では友達にちょっとしたお菓子をもらえたり、「名前の誕生日おめでとう!」と軽く声をかけてもらえる程度だと聞きました。

 

それでも、一年に二度も誕生日があるのって何だかワクワクしますよね!

 

一年に「おめでとう!」という声が最も聞こえる国

 

もしかしたら、それはスロバキアかもしれません☺

Reisen

出典:www.darcekone.sk

 

この記事を書いた人

NAKAGAWAASUKA
Written by 
現役女子大生。スロバキアへ1年間留学。その期間中に20か国のヨーロッパ諸国をきままに旅する。自分が訪れた場所や人との「縁」を大切にし、自分の体験や感じたことをもとに、少しでも多くのかたが「私(僕)もここに行ってみたい!」と思ってもらえるような記事を書いていきます :)
https://www.facebook.com/asuka.nakagawa.1238

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